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12/17 (thu)-18(fri) 祖母の退化論

12/17・19:0012/18・21:00

原作|多和田葉子(『雪の練習生』より)
演出|和田ながら
出演|布施安寿香(SPAC)
音響|甲田徹

かつてサーカスの花形だったホッキョクグマの「わたし」は、ひょんなことから自伝を書きはじめた――
俳優・布施安寿香が、奇妙で軽やかなユーモアにあふれる小説「雪の練習生」の第一章「祖母の退化論」を一人芝居で演じます。

☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆★★★★★

今年で40歳になります。かれこれ人生の半分、俳優をやっています。
2020年と区切りもいいし、何かメモリアルとして大変なことに挑戦してみたいなと思い、
多和田葉子さんの「言葉」を食べてみようと思いました。
1人じゃさすがに咀嚼しきれないなと思って和田ながらさんにご協力をいただきこの企画がスタートしました。

そのうちメモリアルだなんて呑気なことを言ってられない大変な2020年になってしまい、
春の公演が中止になり家に篭っている間、ひたすら、「祖母の退化論」を音読していました。

発語が身体に与える影響。
飛沫だけじゃない、ウィルスだけじゃない「言葉」が身体に与える影響。
世界が変わって舞台での表現を変えざるをえなくても、その追求だけは変わらないなと思っています。

「言葉」を獲得したことは進化なのか退化なのか。
わからないけど進むしかない。
布施安寿香

◇ OPEN 19:00 / START 19:30
◇ adv.2000 yen + 1drink  door. 2500 yen + 1drink

お問合せ|memoirsofapolarbear@gmail.com

京都芸術センター制作支援事業
主催|布施安寿香、和田ながら

 

©Takashi KATO

布施安寿香 ふせ・あすか
1980年生まれ。
2002年、ク・ナウカシアターカンパニー(宮城總主宰)入団、
2006年よりspac(静岡県舞台芸術センター)に所属。
主な出演作に『夜叉ヶ池』『冬物語』『アンティゴネ』『ハムレット』(演出:宮城聰)
『ガラスの動物園』『盲点たち』(演出:ダニエル・ジャンヌトー)
『室内』(演出:クロード・レジ)などがある。
近年は言語と身体の興味から演劇の枠を広げようと、
ミュージシャンやダンサーとのコラボレーションなどもしている。
静岡の作曲家渡会美帆とのユニット「帆香」や
名古屋の舞踏家浅井信好主宰の「月灯りの移動劇場」では出演だけでなく演出もしている。

 

 

撮影:守屋友樹
和田ながら わだ・ながら
京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院芸術研究科修士課程修了。
2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。
主な作品に、作家・多和田葉子の初期作を舞台化した#4『文字移植』(2016)、
妊娠・出産を未経験者たちが演じる#7『擬娩』(2019)がある。
2015年、創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.5最優秀作品賞受賞。
2018年、こまばアゴラ演出家コンクール観客賞を受賞。
2018年より、京都木屋町三条の多角的アートスペース・UrBANGUILDの
ブッキングスタッフとして俳優によるパフォーマンスシリーズ「3CASTS」を企画する。
2020年より鳥公園アソシエイトアーティスト。NPO法人京都舞台芸術協会理事長。
http://shitatame.blogspot.com/

詳細

開始:
12/17・19:00
終了:
12/18・21:00

UrBANGUILDは、イベント終了後、25:00までノーチャージのBAR営業をしています。
◇忘れ物をする方が増えています、忘れ物の保管は6ヶ月になりますのでご了承
下さい注)イベントの終了時間はイベントごとで違います。

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