55歳_舞踏家。45歳_俳優。33歳_講談師。共通点は元劇団ACT。
同じ学生劇団出身の舞踏家、講談師、俳優と現役大学生たちのパフォーマンスイベント出演者：
伴戸千雅子（舞踏家）
田中遊（俳優・演出家・劇作家）
チームSS 助川顕太郎＋杉野雄太(演劇ユニット)
玉田玉山 (講談師)
劇団ロケたび(映像制作チーム)
Re:Cue 高松憂＋香山空(現役生ユニット)
「劇団ACT」は京都産業大学演劇部の劇団名です。おそらく1980年代前半にそれまでの劇団名を「劇団 ACT」と改名したようですが<前ACT期>を含めると1966年の創部から2022年まで実に56年間活動してきたことになります。しかし今般のコロナ禍の影響も大きく本年の春公演は参加人数が集まらず実施できません。そして今後の活動の予定が立てられぬ中、’22年度での廃部あるいは休部が確定的となりました。 文字通り「残党」となる在学中の《最期の劇団ACTメンバー》と、劇団ACTの出身者で今も表現活動を続ける舞踏家、講談師、俳優ら。異なるジャンル、異なる世代の「ACTの残党」たちによるパフォーマンスイベントです。
主催：ex.ACT(伴戸千雅子、田中遊、玉山玉山、助川顕太郎）
照明 :務川智正(パララン翠光団)
ホームページ :https://syoujikimononokai.wixsite.com/–act
ご予約フォーム :https://www.quartet-online.net/ticket/act_zantounight
◇ OPEN 19:00 / START 19:30
◇ adv.2500yen+1drink
◇U-25(25歳以下).1000yen+1drink
プロフィール
伴戸千雅子（舞踏家・振付家）ACT在籍 1986~’91年
劇団ACTでどっぷりと演劇にはまった後、言葉を口から出すことをやめて踊りの世界に。93年から舞踏を始める。1998-2011年舞踏グループ花嵐で活動後、ソロに。ソロ作品を作ったり、即興をしたり、人に振り付けたりする。さまざまな障害を持つ人との表現ワークショップを通じて、身体や感覚について考え、発見することが楽しい。
田中遊 (俳優・演出家・劇作家)ACT在籍 1993~’96年
劇団ACTで演劇を始める。京都産業大学・劇団ACTを経てプロデュース公演で
ある「正直者の会」を主宰。自ら作・演出を手がけ現在は《四次元演劇》とい うコンセプトのもとに「戯式(ぎしき)」(=田中遊の一人)/「戯声(たわごえ)」(=複数人でのパフォーマンス)の2プロジェクトを展開中。一人芝 居、古事記の朗読、ダンスカンパニーへの客演、ピアニストとのセッション 等、役者として外部出演する傍ら、ワークショップ講師としても活動する。
チームSS (演劇ユニット)ACT在籍 1997~2000年
助川顕太郎_劇団ACT「男臭」(作・演 野本将尚先輩)で初舞台を踏む。卒業 後、北区つかこうへい劇団を経て、蜷川幸雄主催ニナガワ・スタジオにて活動する。その後マレーシアにて就業。2020年よりUtervision Company Japan 「銀河鉄道の夜」で俳優活動を再開。
杉野雄太_1997年劇団ACT入部。卒業後、演劇ユニット林檎紅茶にて脚本演 出を2本手がける。2002年、上京して柄本明主催の劇団東京乾電池の研究生と なり、劇団員として2005年まで活動。その後、朗読ユニットエチカにて朗読 劇に出演したり管理栄養士、塾講師になったりしながら現在にいたる。玉田玉山 (講談師)ACT在籍 2008~’11年
劇団ACTで演劇活動を始める。第一回京都学生演劇祭個人賞受賞。そののち劇団「友達図鑑」を旗揚「月面クロワッサン」にも所属。笑の内閣、努力クラブ、ルドルフ、劇団衛星等に客演。’16年頃から「丸山交通公園ワンマン ショー」として漫談、一人芝居などの活動を開始。2019年、四代目玉田玉 秀斎に入門、講談師となる。1年目から自らの私生活を題材に採った新作講談 『玉田玉山物語』を130本以上創作。配信プラットフォーム・シラス内『大シラス演芸場』でも活動。東京、地方での活動も増加中。
劇団ロケたび(映像制作チーム)ACT在籍 2018~’22
2022年、劇団ACT OB達でYouTubeを軸にドラマやドキュメンタリー、エンタメ系などの映像制作するチームとして旗揚。
何寄 琲音_劇団ロケたびをプロデュース。また、フリーの映像クリエイターとしてプロアーティストのMVの制作にも参加している。
小出 捷稀_劇団ACT卒団後は俳協ボイスを経て、2022年に劇団ロケたびに副代表として参加。演者として活動しながら、企画、編集を担当している。
二枚尋_卒団後は養成所でも演技を学ぶ。劇団ロケたびのドラマ撮影と同時に、他団体の舞台に外部出演する等活動の幅を広げる。Re:Cue(大学生)ACT在籍 2021~’22年
今回イベントで立ち上げた現役生によるユニット。
高松憂_愛媛県松山市出身。中学1年生で役者を志すも中学・高校と演劇部が無かったため俳句を始め表現活動をスタート。劇団ACTに入団後コロナ禍の中、8月に短編、12月に長編作品の初舞台を踏む。また「進数三」の名で脚本 の創作を行う。
香山空_高校生の時に文化祭で演劇に携わる。高校時代は演劇部がなかったため大学進学後、劇団ACTに入団。しかし、1回生では元々音楽が好きでバンド をやってみたいという思いがあり軽音サークルに入部。そのため、2回生から、演劇の活動を始める。actでは主に役者・照明・大道具制作などを行う。
